チューンUP？DOWN？セルクラッチ交換

先週
異音の正体はセルクラッチのようだと目星をつけたので、今日は分解してみる事に。

アウターCOMP.とフランジCOMP.を締結しているボルトが緩んでいたのは前回確認済みだった。開けてみるとボルトの脱落はしない構造のようだが、ボルトの頭がかなり削れていた。これが音の原因か？これだけ削れても周りには金属粉等は無くあんまりダメージはないようだ。

　ボルトの頭がガリガリ

とりあえず外してみて洗浄したら．．．
ガーン！フランジCOMP.にクラックが．．．写真じゃ分かりにくいかもしれないが、ボルト穴と軽量化(?)穴との間にスジが。他の軽量化穴間にも数箇所クラックが入っていた。

　クラックが分かるかな？

実は恥ずかしながら以前にも全く同じ現象で修理している。その事もあってオークションで入手した部品をストックしてあった。今回はそれを付けよう。ただし私のFは1100だけど、ストック部品は750用のようだ。
750のそれと1100の違いはフランジCOMP.とギアーCOMP.でかなり軽量化されている。750用は今回クラックの入った軽量化穴は無い。ギアーCOMP.の方も軽量化穴が750では円形に対し1100では長穴になっている。その他も細部で違いがありフランジCOMP.ギアCOMP.のハメ合わされるブッシュの径が違い、どちらか一方を750、1100と組み合わせるのは不可能だ。ちょっと重量測定してみると、
・フランジCOMP.　1100=191g、750=236g
・ギアCOMP.　　　1100=488g、750=586g
・合計　　　　 　1100=679g、750=822g、差143g
うーん大分重量増となってしまうが、背に腹は変えられない。ただし1100に750用は付くのかしらん？
結果は．．．
ちゃんと付きました。ただし、まだエンジンかけてないので不具合があるかは解らない。この組み合わせでトラブルのあったF乗りの方がいたら教えてください。
重量から言うとチューニングDOWNだが、強度的にはチューニングUPと言えるかな？
750の車両に1100用だと結構おいしい軽量化のネタだとは思うが。
次の週末こそはツーリングに行けるのか？

軽量化穴がありません

今回の軽量化+143g
通算　　　　+119+143=+262g 前回の軽量化