異音の正体は？

昨日、今日と春の訪れを感じさせる陽気でツーリングに出かけた方も多いと思う。
私もホントはツーリングレポートといきたかったところだが．．．

先週チェーン張りもバッチシ終わり、景色の良いところでも走ろうと出かけた。ガソリンスタンドで満タンにし、エアチェックもやった。チェーンを張った後なので、スロットルON、OFFでのギクシャクは皆無で我ながら良い調整したなと自己満足。さて異音も消えた事だろう。
が、しかし、
消えてなかった。チェーンがスライダに当たるような音がするのだ。
走りながら、どこだろうと頭の中で考えてみたが、さっぱり分からない。どうやら左のエンジン周りのようだ。とりあえずUターンして家に向かった。原因を突き止めようとスロットルON,OFFを繰り返してみたり、速く走ったり、遅く走ったり、それでも100kmは走っただろうか。大事には至らなくて良かった。
どうも高い回転からのスロットルOFFで音が出るようだ。金属が擦れたりカラカラといったような高い音ではない。チェーンがナイロンに当たる様なちょっと低めの振動音のような．．．。文字にすれば｢ダー｣という音だろうか？

　異音はどこから？

家に戻ってから各所チェックしてみた。
ドライブ側のスプロケットのボルトの緩みをチェック。緩んでない。
スピードメーターのドライブギアは？スムースに回る。ついでにケーブルに注油。

　各所チェック

クランクケースのカバーを外すのは時間が無いので、ポイントカバーを外しチェック．．．
ありました。
スタータークラッチを留める3本のボルトが3本共ユルユルに緩んでいる。これに違いない。
以前一度同じ現象を経験したことがある。その時ちゃんとロックタイトを使って締めたはずなのに．．．。思い当たるフシはある。真冬の一発目の始動時｢パキン！｣とちょうどキックスタートのケッチンをくらったようなタイミングでイヤな音がしたことがあった。その後は難なく始動できたのでそのままにしておいたのだが。
同じような異音を感じたF乗りの方、一度点検してみては？

　セルクラッチでした　

こうなったら萌える？いや燃えるメカメカ魂。来週は分解だ！