カメカメ日記

メカメカ好きで、走るとカメカメな筆者が綴る日記

転ばぬ先の杖?的ブラシ交換

気が付けばすっかり季節も変わり、
点火系もリフレッシュしたことだしキャブをリセッティングした。

前のままのセッティングだとボボボ...と力がイマイチ出なかったが、
すっかり秋らしくなり、空気もだいぶカラッとしてきたおかげか、
ニードルの段数と径を変えただけでフォーーーーンとサウンドもゴキゲンに。
低回転から力も出るし、高回転まで気持ち良く回ってくれる。

しかし、またヘンな異音が...
もう前回も経験しているのですぐ分かった。(過去の記事)
ハァー(タメ息)。
スタータークラッチのボルト緩みだ。

スベリは無かったのだが、圧縮に負けてパキン!パキン!と大きな音を立てていたなと思っていたらもうコレ。
バッテリーが弱っているとそうなりやすいようで、
充電系をなんとかしようか?
それともセルモーターの強化品を探そうか?
オイル粘度を下げようか?
...対策が頭の中を巡る。
いずれにせよピストンを替えて圧縮比を高めたエンジンの宿命なのかも知れない。

色々考えても仕方ないのでとりあえず外してみる。
割れなどの損傷は無い。ボルトの頭部にはダメージは無くネジ部の根元が少しやられていた。
迷ったが、どうせすぐ緩むかも知れないし、ダイスでさらって再使用。

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前回は車載で締め付けたのだが、回り止めに苦労したり、
はみ出したロックタイトを拭取るためにもう一度外したり、
マゴマゴしたので今回は予め締めてから取り付けることにした。
回転時力のかかる方向にネジ穴を寄せておき、トルクは上限値で締めてみた。

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今度は緩みませんように...

そんなこんなで取り付けに。
取り付け自体は簡単。

組みつけが間違っていないかとか、点火タイミングやピックアップコイル隙間を確認しようと、
クランクをレンチで回す為、右側のジェネレーターカバーを外した。
ふと外したジェネレーターカバーに目を落とすと、
2個あるブラシのうち1個の磨耗限界線がギリギリであることに気づく。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/G/Gusso/20010101/20010101002500.jpg

たしか買い置きがあったなと交換してしまうことに。
ただし二個あるうちのクランク中心側はまだ少し使えそうなので、外側のみ交換した。
なるほど同じ回転数なら接触している距離が違うのだから外側のほうが磨耗が早いのだろうな、
などと思いつつ交換を。

結局日が暮れて、本来の目的のタイミングを確認したりは出来ずじまい。
又来週のお楽しみ。

こんなことで発電力がアップするとは思ってないが転ばぬ先の杖的整備といったところか。