カメカメ日記

メカメカ好きで、走るとカメカメな筆者が綴る日記

始動性の改善を考えてみた【ケーブル製作編】

うー寒い。
こんな日は部屋でできるカスタムを。

先週までセルモータを分解してシコシコ掃除していた。
写真は電源ケーブルの端子付近だが、ゴムキャップはバリバリに破れ、
ケーブル自体もずいぶんヤレた感じだ。
ここはついでと言っちゃなんだが、交換といこう。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/G/Gusso/20010101/20010101000630.jpg

試みた人も多いと思うが、純正の新品が出なかった。
たしかストックしておいたのがあったかなとゴソゴソ探してみたら、
両端のゴムキャップのみはなんとか新品があった。
それじゃケーブルを作ってしまえ。

以前『モト・メンテナンス』誌でこのケーブルを太いものに交換するという企画があったが、
マネしてみることに。
ただ純正の太さはこれって14sqだよな。これより太いって22sq?それって太すぎやしないか?
でもまぁチョットトライしてみよう。

電線はホームセンターなんかを物色したがイメージにピタリ合うものが見つからなかった。
バッテリー用のブースターケーブルや溶接用の電線は被服が太過ぎ。
流行りのアーシング用のケーブルなんかはどうかなと思ったが、ハデなカラーしか見つからなかった。
黒が良いのだ。
結局2輪の電装部品を扱ってるHPで通販で『バッテリーケーブル』というのを購入した。
見た目はいかにも1次電源に使ってくれと言わんばかりだ。
それでいて結構被服が薄い。ただカタカナで「バッテリーケーブル」はいかがなものかと。
ぜひローマ字にして欲しいと思ったが...
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/G/Gusso/20010101/20010101000640.jpg

純正はさすがというか、厚い保護チューブが付いているのだが、
同じ様にすると狭いところを通せなくなるかもしれないので、熱収縮チューブで保護しよう。
こちらも色々物色し、被服の外径が純正と同じになるぐらいで、柔軟性のあるものを探した。
ちなみに銘柄は「スミチューブB2」です。

さてさて、そんなこんなで製作開始。
端子をカシメてからハンダをのせるだけ。と言ってしまえば簡単だが、
線が太いだけにそれなりに苦労して完成させた。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/G/Gusso/20010101/20010101000650.jpg
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/G/Gusso/20010101/20010101000700.jpg
完成写真を見ると、保護チューブの外径は同じで、電線の太さが太いのがお分かりでしょう。
気になるのは圧着端子がデカ過ぎでゴムキャップがパンパンになって、
ここだけが見た目にスマートじゃない。まぁ隠れるところだし良いか。

一応重さも量っておいた。
純正:93g
今回製作品:139g

今回の軽量化:+46g
通算:148g+46g=194g 前回の軽量化

えっ?! たったこれだけの長さなのに、こんなに重くなるの?
うーん。しばらく使ってみて効果無いなら軽量化の意味で14sqにサイズダウンも考えよう。

次はやっと取り付けだ。