がんばれ18インチ(装着編)

先週注文してあったタイヤを交換してもらいに行った。
お店には初めてお目にかかる店員さんだけで店長さんはいなかった。その店員さん年齢不詳でお世辞にもキレイな風貌でなかったため、｢店長さんに交換してもらう方が安心出来るのになあ｣。と私に思わせるほどであった。

車からテキパキとホイールを降ろし渡す。
私は他人に見られながらのメカいじりは集中できないので苦手だ。そのくせプロの作業を見るのが大好きなので｢作業見ててもいいですか？｣と断ってタイヤ交換を見学させていただくことに。
｢この店員さんで大丈夫かなあ｣という心配をよそに．．．

まあ的確な身のこなしとムダの無い作業、見てて安心する。人を見かけで判断した自分に自己嫌悪。
｢ビッグワンですよね？フロント2.5kg/c㎡、リア2.9kg/c㎡にしておきますか？｣と．．．
ビッグワン純正の空気圧をソラで言えるのか？とちょっと関心した。作業の最後にタイヤとホイールの回転方向が合っているのを確認し終了。車に私がホイールを積もうとして手を滑らせ、トランクに勢い良くゴン！と当てながら入れてる姿をその店員さんはにこやかに見て私を見送ってくれた。

さて、装着。

外した逆で組めばいいのだから簡単。しかしただ組めばいいというものではないのが整備の奥深さ。ブレーキディスクは脱脂し、アクスルのダストシールをグリスアップ、ボルトナットは洗浄しスレッドコンパウンドを塗布しておく。
フロントアクスルは片方締め付けずにフォークをストロークさせてから締め付けるのが半ば常識だ。
これも古くて申し訳ないが、雑誌｢CLUBMAN｣2005年10月号におまけでついてたDVDで戸田隆さんがこれを実践して実際数ミリのフリクションの差がでるのを動画で紹介している。私は目からウロコを落としながらマネしているが、耐久レースのタイヤ交換でそんな事やってたっけ？
ともあれ無事終了。新しいスニーカーに履き替えたような気分だ。

明日、ナラシ走行に行けるかな？